よくある質問(FAQ)

「何から話したらいいの?」「被害の状況を説明するのが辛い」というご不安やご心痛は普通のことです。そこで「よくあるご質問」を掲示させていただきます。

おひとりで何もかもを抱えてしまいませんように。
あなたのための支援を、私たちは一緒に考えたいと思っています。
052-232-7830(なやみゼロ)でお待ちしています。

  1. 何から話したらいいの? 説明するのが辛い
  2. 話を聞いて欲しい。何を相談できますか?
  3. あいポートが行う支援について教えて欲しい
  4. 警察には届けたくないが支援して欲しい。~被害の種類~
  5. カウンセリング・弁護士相談(直接)を受けたい
  6. 名古屋市民に対する被害者支援の内容
  7. 秘密は守られますか? 関係機関・団体と連携してもらいたい
  8. 犯罪被害者を支援してくれる相談先を紹介してください。
  9. 何から始めたらよいのか動揺して考えられません。
  10. 友達が被害に遭った。どのように接したらいいの?
  11. 電磁波について相談できるところを教えてください。
  12. つきまとい行為 監視・盗聴されている 悪口を言われている
  13. 交際相手から怒鳴られて怖い(デートDV)

 

Q1 何から話したらいいの? 説明するのが辛い

多くの課題、問題がありすぎて、何から相談してよいのかわからない。
被害の状況を説明するのが辛い。

A1 次のシートをご活用ください。ご要望を選択してください。

 あいポートでは、次の内容をお聞きします。被害の概要、要望など、あなたの話しやすいところからお話しください。
 被害の状況を説明するのが辛い方は、あなたの要望を選択してください。
 お教えいただいた内容により、あなたにあった支援を、一緒に考えましょう。

概要 被害発生日     年    月    日
被害の種類 殺人  □ 傷害  □ 交通事件  □ 性暴力
  □ 配偶者からの暴力  □ 子ども虐待
□ その他(例:ストーカー デートDV 監視・盗聴されている 悪口を言われている 電磁波が気になる
被害当事者との関係 被害当事者  □ 家族・遺族  □ その他(例:友人 )
被害発生場所 自宅  □ 学校  □ 職場  □ その他(例:県外 )
お住まい 愛知県内 □ 県外 □ 名古屋市内

要望 話を聞いて欲しい
医療相談 精神的ケア 就職相談 住居相談
経済的支援 子育て相談 福祉相談 マスコミ対応    
捜査・刑事裁判に関すること   損害賠償等の法律相談      加害者の情報提供       
□ その他 例:犯罪被害者等給付金の請求

注:他機関・団体に委ねる項目もあります。

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Q2 話を聞いて欲しい。何を相談できますか?

 辛くて話を聞いて欲しい。被害者サポートセンターあいち(あいポート)にはどのような相談ができますか?

A2 犯罪被害で悩まれている方のお話をうかがい、お力になれればと思います。

  • 犯罪被害者の方、そのご家族の方、どうぞ傷ついたその心情をお話ください
     お話しいただくことで、心身のケアや治療につながるかもしれません。また、捜査や裁判手続きへの対応など、被害に伴うさまざまな問題についてサポートできることをお探しする糸口ともなります。
     →あいポートが支援する「犯罪被害者等」とは?
     →暴力団抗争の当事者が被害者である場合
  • 総合的窓口としてのあいポート
     どこに相談すればよいのか分からないときは、あいポートにお電話ください。気付いていないだけで、その辛いお気持ちが犯罪被害の影響かもしれません。052-232-7830に電話ください。
     法テラス、愛知県、市町村、愛知県警察など関係機関・団体とも連携してあなたの希望にかなう支援をお探しします。
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Q3 あいポートが行う支援について教えて欲しい

 あいポートは、どのような支援が可能ですか? 相談すれば支援が受けられるのですか?

A3 法律相談、カウンセリング、警察・検察庁・裁判所・病院等への付添いなどがあります。

 あいポートでは、教育訓練を受けた相談員・直接支援員、弁護士、臨床心理士が、あなたの要望に寄り添う支援を行います。
 →県外で被害に遭ったのですが、支援を受けられますか?

  • 付き添い支援
    付添いなど、あいポート支援員が直接出向き、支援を行います。
    付添い先は、警察・検察庁・裁判所・病院等です。
    面接等にて、各種制度や、手続きについての情報提供も行います。
    まずは、「電話相談」にて、お話をお聞かせください。
    お電話後、日程調整の上、直接お会いしたのち、支援を開始します。
    「支援を受けるか迷っている・・・」
    ・・・そんな方も、どうぞご連絡ください。
    少しでも気になっていたら、電話をしてみてください。
    特に、裁判支援を考えている場合は、裁判に十分な準備をするためにも、お早めのご連絡をお願いいたします。
     点訳、筆談が必要な方のサポート経験はあります。(手話は未経験)
     外国の方の場合、英語ならばサポート経験はあります。
  • 弁護士による法律相談
     毎月第2・4水曜(祝日・年末年始除く)PM1:00〜4:00の電話相談(予約不要)と、直接お話をうかがった後(直接面談の後)、予約をしていただいての弁護士相談(無料・原則1回)があります。
  • カウンセリング
     直接お話をうかがった後(直接面談の後)、予約をいただいて臨床心理士があたります。(無料・原則5回)
  • ハートフルステーション・あいち(性被害者支援)
     一宮市にある病院の中にあるワンストップ支援センターです。女性警察官と、あいポート支援員が常駐しています。

  • 自助グループの支援
     交通事故被害者遺族自助グループ「絆」の活動を支援しています。
     月に一度、例会を開いています。
  • 犯罪被害給付制度への申請補助
    犯罪被害給付制度への申請をされる場合のお手伝いも、愛知県公安委員会から指定を受けています。
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Q4 警察には届けたくないが支援して欲しい。~被害の種類~

 性暴力を受けましたが、警察には届けたくありません。助けてください。

A4 被害届がなくても身体への被害については、お力になれるかもしれません。

 あいポートが支援することができる犯罪被害の種類は、傷害、性暴力、交通事件など身体への被害・精神的被害の大きい事案に限らせていただきますが、警察に届けられているかどうかは問いません。
 一定の要件に該当すれば治療費の公費負担をご案内したり、警察に届ける気持ちになられれば、警察署への付添いもできます。

→あいポートが支援させていただくもの
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Q5 カウンセリング・弁護士相談(直接)を受けたい

カウンセリングを受けたい。
直接、弁護士と相談したい。

A5 予約と相談員との面接相談が必要です。面接相談で最善の方法を一緒に考えましょう。

 面接相談の目的は、あなたにとって最善の方法を一緒に考えることにあります。ご理解ください。

  • 基本的に相談員二名で行ないます。
  • おおよそ30分~60分程度です。
  • 相談用の個室でお話をお聞きします。外出が困難な方は場所について電話で話し合いましょう。
  • 被害に遭われた状況や、心身の状態、困っていること、悩んでいること、知りたいこと、周囲との関係や他機関への相談した結果や対応内容についてお聞きします。
  • まずは相談電話 052-232-7830 に電話ください。
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Q6 名古屋市民に対する被害者支援の内容

 名古屋市には被害者を支援する条例があるそうですが、どのような支援が受けられるのですか?

A6 一定の要件に該当される方は、経済的支援、日常生活支援、居住・その他支援を受けることができます。

  • 名古屋市犯罪被害者等支援条例は平成30年4月1日に施行されました。
     同日以降に発生した犯罪について適用されます(「居住」を除く)
  • 支援内容
    • 経済的支援 支援金、見舞金
    • 日常生活支援 ホームヘルプサービス、配食サービス
    • 居住・その他支援 居住支援、精神医療支援
  • 要件
     「名古屋市に住民票がある方」「被害届が提出されているなど、被害事実が客観的に確認できること」などの要件が必要です。
     詳しくは 名古屋市犯罪被害者等総合支援窓口 電話052-972-3042 にお問合せください。

犯罪被害者等支援リーフレット
名古屋市犯罪被害者等支援条例
→名古屋市民が市外や県外で被害に遭った場合の支援について

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Q7 秘密は守られるの? 関係機関・団体と連携してもらいたい

  •  相談したことが漏れると仕返しが怖い。秘密は守られるのですか?
  •  関係機関・団体と連携してもらいたいが、再度説明するのが辛い。

A7 あなたの意向を守ります。依頼・同意をいただいた上で関係機関・団体と連携します。

  • あたなの安全確保を最優先に考えます。
     電話相談は周囲に聞こえない電話相談室で行い、面接相談は外から見えない、声がもれない相談室で行っています。秘密を守ります。
  • 関係機関・団体との連携について
     あなたからの依頼・同意がなければ、関係機関・団体に連絡することはありません。
     あなたから依頼・同意をいただいたときは、繰り返し説明することにならないよう、関係機関・団体に被害概要、要望内容などを連絡するとともに、調整役としてお手伝いします。
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Q8 犯罪被害者を支援してくれる相談先を紹介してください

犯罪被害に遭い、どうしてよいかわからない。
支援してもらいたい。どこに相談してよいかわからない。

A8 あなたのご要望を選択してください。自治体別窓口検索は「愛知県被害者支援総合サイト」をご覧ください。

あなたの相談したい内容は次の中にありますか? ご要望を選択してください。「犯罪被害者支援ハンドブックあいち(2024年度版)」からの引用です。
●、★は、あいポートが関わる項目です。
注) ●=原則すべての人が対象となる支援等 ★=対象要件がある支援等

近くの相談窓口をお探しの場合は、「愛知県被害者支援総合サイト」をご覧ください。当センターが管理する別サイトです。

  1. 総合的相談
    ●各種総合相談窓口
  2. 心身の不調
  3. 生活上の問題
    1. 仕事上の困難
      職場で不合理な対応にあった
      働きたいが、就職先がみつからない
      資格を取得し、スキルアップを図りたい
      働きたいが、子どもの世話がある

    2. 不本意な転居など住居の問題
      ★被害者緊急支援金
      一時的に自宅に住めなくなってしまった、緊急に転居する必要がある
      転居する必要があるが、経済的に苦しい

    3. 経済的な困窮(問題)
      ★被害者緊急支援金
      被害に遭ったことに対して金銭的援助を受けたい
      医療費の負担を軽くしたい
      ★性暴力被害者への医療費等公費負担制度
      生活資金に困っている
      子育てに係る費用の負担を軽くしたい

    4. 子育てに伴う問題(経済的支援以外)
      子育てについて悩んでいる、サポートを受けたい
      子どもを預けたい

    5. 福祉全般
      どのような福祉の制度があるのか知りたい、手続を教えて欲しい

    6. 報道に関すること
      マスコミにどう対応していいかわからない
      ●取材への対応
      ★異議申立て

  4. 加害者に関すること

  5. 捜査、裁判に伴う問題

出典:犯罪被害者支援ハンドブックあいち(2024年度版)

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Q9 何から始めたらよいのか動揺して考えられません。

 被害に遭い、被害者支援に関する資料はいただきましたが、何から始めたらよいのか動揺して考えられません。

A9-1 これまでのことを書き出してみませんか? 困っていることが見えてきます。

  • iport突然、被害に遭い、何に困っているのかさえわからないということは普通のことです。「被害者ノート」を紹介します。被害に遭った多くの被害者と、その支援者が作ったものです。
    無理なく、書けるところから書いてみませんか?
    項目だけでも見ていただければ何を相談したらよいのか目印になります。
    記載しているうちに何に困っているのか、「困りごとリスト」がわかってきます。
    それをあいポートに相談してみませんか?
  • 犯罪被害者の方、そのご家族で、この「被害者ノート」の記載をご希望される方は、被害者サポートセンターあいち 052-232-7830(なやみゼロ)にご相談ください。

【HIGAISHA NOTE】途切れない支援を被害者と考える会

  • はじめに 
    これは、あなたの大事な「記録」になるノートです。
    あなたより少し前に被害に遭った多くの被害者と、その支援者が、「このようなノートが必要」と感じ、思いを込めてこれを作りました。
    今は実感できなくとも、今日から100日後のあなたを手助けするのは、あなたが書き込んだこのノートになるかもしれません。
    あなたの悲しみを、記録に残しておきましょう。
    きっと、あなたの役に立ってくれるでしょう。

     

  • 支援について 
    • 支援員(警察)
    • 支援員(民間)
    • 支援員(お住まいの市町村)
  • 困りごとリスト 
    困りごとリスト

  • 基本の情報 11
    1. 発生日時・事件現場 12
    2. 被害者 16
    3. 加害者 20
  • A 事件について 23
    1. 弁護士さがし 24
    2. 実況見分と検証 30
    3. 目撃者さがし 32
    4. 加害者側とのやり取り 36
    5. マスコミ対策 38
    6. 司法の流れ 43
    7. 加害者の状況 48
      被害者等通知制度
    8. 警察 51
    9. 預けた証拠品 53
    10. 検察 56
    11. 裁判所 58
    12. 消防(救急隊)記録 61
    13. 新聞スクラップ 63
    14. 関係連絡先 64
  • B 被害者と家族について。 65
    1. 医療(からだ) 66
    2. 医療(こころ) 69
    3. 診断書、死亡診断書(死亡検案書) 72
    4. 行動日記体調チエツク 74
    5. 手続リスト 76
    6. お見舞いなどに来た人 83
    7. かかった費用 84
    8. 加入保険情報 86
    9. 連絡先 91
  • おすすめしたい本&おもな参考文献 93
  • 性暴力、DVストーカー被害者にお伝えしたいこと 94
  • このノートの使い方 96

途切れない支援を被害者と考える会「被害者ノート」から引用

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A9-2 「交通事故被害者ノート」これまでのことを書き出してみませんか?

「交通事故被害者ノート」を紹介します。国土交通省が「途切れない支援を被害者と考える会」などに協力を求めて作成したものです。iport

次のサイトにPDFデータが掲示されています。印刷して活用してください。

https://www.nasva.go.jp/sasaeru/car_accident.html

なお、当センターにも配布を受けています。当センターにご相談ください。
また、このサイトには「交通事故にあったときには」と題した交通事故に遭われた方を対象とした冊子のデータも掲示されています。併せてご活用ください。

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Q10 友達が被害に遭った。どのように接したらよいか?

A10 「買物に行くけど、買ってくる物ある?」というように普通に接してください。

  • 話を無理やり聞きだそうとしない
  • 犯罪被害者等の行動を責めない
    【悪い例】

    • 「あなたにも原因があるんじゃない?」
    • 「なぜ、一人であんなところに行ったの?」
    • 「あの時、○○していればよかったのに」

  • 被害の状況を他の人と比べない
    【悪い例】

    • 「この位ですんでよかったね」
    • 「世の中、もっとつらい思いをしている人もいるよ」

  • 無理に励まさない
    【悪い例】

    • 「がんばれ」
    • 「いつまで泣いているの?」
    • 「そんなに落ち込んでいても、亡くなった人は帰ってこないよ」
    • 「亡くなった人の分まで、一生懸命生きなきゃダメだよ」

  • お友達の希望を確認する
    【良い例】

    • 「スーパーに行くけど、何かついでに買ってくる物ある?」
    • 「幼稚園のお迎え、一緒にいこうか?」

  • そばに寄り添う
  • 相談窓口等を教える
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Q11 電磁波について相談できるところを教えてください。

A11 電磁波の周波数により性質が異なります。関連資料を参照してください。

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Q12 つきまとい行為 監視・盗聴されている 悪口を言われている

A12 あなたの身の安全を最優先して一緒に考えましょう。

お話の内容から、ストーカー被害など生命、身体への危害が差し迫っていると危惧される場合は、あなたの同意を得た上で関係機関・団体と連携します。あなたの身の安全を一緒に考えましょう。

まず、詳しい状況をお教えください。記録を残すことをお薦めします。
①いつ ②どこで ③誰から ④何があったか、何をされたか などをメモ、撮影、録音しておくようにしましょう。

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Q13 交際相手から怒鳴られたりして怖い(デートDV)

A13 デートDVかもしれません。被害者とならないために一緒に考えましょう。

親密な関係の間で起こる暴力(デートDV)は、行動の制限、精神的・経済的暴力の場合は被害に気付きにくく、性的暴行、DV(ドメスティックバイオレンス)や、ストーカー被害に発展するおそれがあります。
次のカードを参照して、一つでも該当すれば、それはデートDVかもしれません。
被害者とならないために一緒に考えましょう。

DVる(デビル)にサヨナラ NOある委員会」提供
2021年8月 バージョンアップ中

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